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サウナの種類と特徴は?
サウナはリラクゼーションや健康促進のために使われる施設で、種類や特徴が異なります。
今回はサウナの種類とその特徴を紹介していきます。
フィンランド式サウナ(ドライサウナ)
特徴
一般的な高温低湿度のサウナ。
温度は80〜100°Cが一般的。
木材を使用した室内で、ストーブに石が置かれており、水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」が可能。
効果
血行促進、疲労回復、リラックス効果。
ロウリュによる湿度調整が魅力。
スチームサウナ
特徴
湿度が非常に高く(100%近い)、温度は40〜50°Cと低め。
蒸気が肌を直接潤し、息苦しさが少ない。
効果
保湿効果、肌の清浄化。
喉や鼻に優しいため、乾燥が気になる人におすすめ。
ミストサウナ
特徴
スチームサウナの一種だが、さらに温度が低い(30〜40°C)。
微細なミストが肌にやさしく、リラックスしやすい。
効果
スチームサウナ同様、肌の保湿とリフレッシュ効果がある。
初心者や高齢者に向いている。
赤外線サウナ(遠赤外線サウナ)
特徴
遠赤外線ヒーターで体を内側から温めるタイプ。
温度は50〜60°Cと低め。
効果
発汗作用が強く、デトックス効果が高い。
肩こりや筋肉のコリに効く。
岩盤浴
特徴
加熱された天然石やセラミック板の上で横になる施設。
温度は40〜50°C、湿度は比較的低め。
効果
ゆっくりと汗をかくことでデトックス効果。
リラックス効果が高く、ダイエット目的にも人気。
塩サウナ
特徴
スチームサウナや湿度の高い空間で塩を使ったケアができる。
肌に塩を塗り込むことで、ピーリング効果(古い角質を取り除く)が期待できる。
効果
美肌効果、保湿、老廃物の排出促進。
ロウリュ式サウナ
特徴
フィンランド式の派生で、蒸気を大量に発生させ、熱波を送るアウフグース(熱波師によるパフォーマンス)が特徴。
効果
体感温度が一気に上がり、大量発汗。
リラクゼーションと刺激のバランスが取れる。
日本式サウナ(温泉サウナ)
特徴
温泉施設内に併設されていることが多く、フィンランド式に近いが、日本独自の工夫が加えられている。
ドライサウナが基本ですが、サウナ室内にテレビが設置しているケースもあります。
効果
温泉と交互浴することで、体の芯からリラックス。
アイスサウナ(クールサウナ)
特徴
冷たい空間(-5°C前後)でクールダウンするために設置されている。
効果
血行促進、毛細血管の引き締め。
サウナ後のクールダウンに最適。
それぞれのサウナには独自の魅力があり、目的や体調に合わせて選ぶことができます。サウナ後には十分な水分補給と適切なクールダウンが重要です。