FLOW

製造工程

サウナ用木材「サーモひのき」が、どのような工程を経て製造されているのかを、順を追って詳しく解説します。

01

森林

戦後に植林された人工林は、今まさに伐採期を迎えています。木材製品に付加価値を加え、林業へと還元できるサイクルを作り上げることが急務です。

02

立木

下刈りや間伐で正しく整備された山の木は、大地に深く根を張り太く立派に成長し、山に保水力をもたらすことで、自然災害の抑制にも繋がります。

03

原木市場

原木市場では、長年培った豊富な知識と経験により、目合いの詰まった美しく質の高い原木を見極めて仕入れを行います。

04

製材

熟練の職人によって、一本ごとに最も適した製材方法で木取りすることにより、原木の価値を最大限に高めます。

05

小割

規格サイズや特注サイズに合わせて、原板の欠点などを見極めながら、製品サイズに挽きわけていきます。

06

乾燥

原木から製材したばかりの製品は含水率にばらつきがあるため、サーモウッド処理を施す前に人工乾燥機にて含水率を均一化させます。

07

サーモウッド処理

サーモウッド処理装置に投入された製品は、乾燥→熱処理→冷却・調湿の順に処理が施されていきます。熱処理工程では、水蒸気で満たされた装置内を約220℃まで上昇させることにより、含水率をほぼ0%まで低下させます。

08

仕上げ加工

最新のモルダー加工機により、指定の寸法や羽目板の実加工を施した後、表面(使用面)にはサンダー処理を施して仕上げていきます。

09

撥水塗装

食品衛生法に適合した植物由来の自然塗料により、クリアー撥水コーティングを施しています。これにより、汚れや黒ずみを防ぎ長期間にわたり清潔できれいな状態が保たれます。

10

最終検査

独自の品質基準を設け、工程ごとに選別された製品は、検査責任者による最終検査を経て、梱包・出荷へと進みます。

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