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サウナで「ととのう」って、具体的にどんな感じ?
「ととのう」という言葉は、サウナに入った後に感じるリラックスした幸福感や、心身が調和しているような状態を表現した言葉です。具体的には、次のような感覚や経験を指します。
「ととのう」の具体的なプロセスと感覚
1. サウナの温熱効果でリフレッシュ
サウナに入ることで、体が温まり、血行が良くなります。大量の汗をかくことで老廃物が排出される感覚があります。
この時点では、まだ体が「興奮状態」に近いです。
2. 水風呂でクールダウン
サウナ後に水風呂に入ると、急激な温度変化で血管が引き締まり、体の芯がキュッとするような感覚を得ます。
心拍が少し落ち着き、体全体に心地よい涼しさが広がります。
3. 外気浴でリラックス
水風呂の後に外気浴を行うことで、体温が徐々に自然に整い、心拍や呼吸が落ち着きます。この段階で副交感神経が優位になり、リラックス効果が得られます。
このとき、頭がすっきりして軽くなるような感覚や、体がふわっと宙に浮かんでいるような感覚を味わう人もいます。
「ととのう」感覚の特徴
身体的な軽さ : 体が「ほぐれた」ように軽くなり、緊張がほぼ完全に解けた感覚。
精神的な清涼感 : ストレスやモヤモヤが消え去り、頭の中がすっきりクリアになる。
幸福感・多幸感 : 自然と「気持ちいい」「幸せだ」と感じる穏やかな感情に包まれる。
集中力の向上 : 無心になり、五感が研ぎ澄まされるような集中状態に入ることもあります。
なぜ「ととのう」状態になるのか?
「ととのう」の感覚は、交感神経(緊張・活動モード)と副交感神経(リラックスモード)のスイッチが絶妙に切り替わるために起こります。
サウナの温熱刺激と水風呂・外気浴の冷却刺激によって、自律神経がバランスを取り戻し、心身がリフレッシュされるのです。
「ととのう」体験を味わうには、サウナ・水風呂・外気浴の「交代浴」を3セットほど繰り返すのが理想と言われています。
一度体感してみると、この感覚の魅力にハマる人も多いです。