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サウナストーンとは?
サウナストーン(Sauna Stone)は、サウナのヒーター(サウナストーブ)の上に置かれる特殊な石のことです。これらの石は、サウナ室を効率的に温め、湿度を調整するために重要な役割を果たします。
サウナストーンの役割や特徴について紹介していきます。
サウナストーンの役割
熱の蓄積と放出
サウナストーンは高温に耐えられる素材で作られており、熱を蓄え、それを徐々に放出します。これにより、サウナ内の温度が安定します。
蒸気(ロウリュ)を発生させる
サウナストーンに水をかけることで瞬時に蒸気が発生します。この蒸気は「ロウリュ」と呼ばれ、サウナの湿度を高め、発汗を促進します。
熱効率の向上
石が高温を保つことで、サウナヒーターが効率よく部屋全体を暖めるのを助けます。
使用される石の特徴
サウナストーンには以下のような特徴が求められます:
耐熱性
高温に耐えられることが重要です。通常、サウナヒーターの温度は200℃以上に達します。
割れにくさ
繰り返し加熱・冷却されるため、ひび割れや崩れにくい性質が求められます。
熱伝導性
効率よく熱を吸収し放出する特性があること。
代表的なサウナストーンの種類
火成岩
マグマが冷えて固まった岩石。高い耐熱性と密度が特徴です。
火成岩のなかでも、花崗岩、かんらん岩、斑れい岩などが広く使われています。
セラミックストーン
人工的に作られた石で、軽量で耐久性に優れています。
取り扱いのポイント
定期的な点検
石は劣化するとひび割れたり崩れたりするため、定期的に交換が必要です(半年~1年が目安)。
適切な配置
空気の流れを妨げないように、石を隙間なく均一に配置することが重要です。
サウナストーンは、サウナの効果を最大限に引き出す重要な要素です。選び方やメンテナンスに気をつけて、より快適なサウナ体験を楽しんでください!